1973年にMBS系列にて放送された1時間枠ドラマ「サスペンスシリーズ」から、「現代鬼 婆考・殺愛」と「人妻恐怖・地獄道路」を初ソフト化！2作品を収録したDVDが登場!! 1973年9月28日に放送された「現代鬼婆考・殺愛」は、原作・脚本：小池一夫、監督：竹本弘一、主演：千葉真一でドラマ化。殺し屋を稼業としながら数百年もの間生きている兄妹の物語を描いた劇画をドラマ化した異色作。鬼婆と青年の二役を演じる千葉真一の変身ぶりと、本作でドラマデビューを飾った志穂美悦子のアクションも見もの。 1973年9月14日に放送された「人妻恐怖・地獄道路」は、脚本：長谷川公之、監督：降旗康男、主演：野際陽子でドラマ化。野際陽子が誘拐事件に巻き込まれる女性を熱演する心理サスペンス。山本麟一と八名信夫が銀行強盗犯役で出演し、名コンビぶりを見せている。 ＜収録作品＞ 「現代鬼婆考・殺愛(さつあい)」（1973年9月放送） 【ストーリー】 安達ヶ原に住む鬼老婆・大庭しげは、会社社長・八坂総一郎から殺人の依頼を受け、東京に現われた。八坂の依頼は、余命3カ月の自分と、二十歳年下の妻・花江を別の場所で同時刻に殺してほしいというものだった。しげは、精悍な青年・大庭しげ男に姿を変え、妹のしげみと共に計画を遂行していくが……。 「人妻恐怖・地獄道路」（1973年9月放送） 【ストーリー】 二人組の銀行強盗犯・中西と玄田は、車で逃走中、たまたま見かけた別荘に押し入り、そこにいた冴子と息子の宏を人質に再び逃走する。捕らえられた冴子は、帰宅した夫・和彦に自分たちが連れ去られた事実と目的地が伝わるよう仕掛けていた。和彦は二人を救出するため犯人たちの後を追うが……。